住宅は、定価表示について、とくに決まりがありません。

住宅購入者によっては、非常にわかりにくいのが現状です。

それで、実際に建物が完成した際には、価格が当初よりもアップしているケースがあり

自己資金では足りず、追加でローンを組まなくてはならない場合も出てきます。

家づくりにおいて、予算はとても重要。

予算内で建物が完成できるように

価格について正しい予備知識が必要となります。


当初の予算よりもなぜ、オーバーしてしまうのか?ということについて

お話いたします。

理由は、住宅会社が、家が高いと判断されてしまうと

多くの住宅会社の中から選んでもらえないから

というのが理由として言えるのではないでしょうか。

「家はどの位しますか?」、「坪単価、いくらですか?」と質問を受けると

「少しでも安くいたします」、「お値引き頑張ります」と言ったように伝えるケースが多いと思います。

価格質問をされたときに、「高いなー」と思われると

商談は即終了になると思いますから。

なので、商談を重ね、『この会社で決めようかなー』と決めたあとに

標準工事以外の項目(いわゆる追加工事やオプション工事)について

お伝えするという後出しになってしまいます。

その結果、工事の進捗にもよりますが、提示された内容で従わざるを得なくなることから、

当初よりも予算オーバーになってしまいます。


家の価格について知っておくべきこととして

家の価格を少しでも安く見せかける手法で

坪単価方式があります。

最も坪単価標識が一般的な価格表示になってますが

坪単価は、いくらでも安価に見せることが可能なので注意が必要です。

一つの例として

2階建ての建物は平屋に比べて坪単価は安くなります。

同じ面積でも、1階の面積の大小によって坪単価は大きく違ってきますし、

家の面積によっても違ってくるのが坪単価です。

さらに、建物で使う材料の基本ベースを落としておけば

価格を安く設定することができるし、高い材料を使えば、高くにもなります。

当たり前のことでが

このような設定をしている会社の場合は

高性能な断熱材を使ったり

自然素材を使う場合は、日頃から仕入れていない場合は

仕入れコストが高くつき、結果的に余計価格が高くなりがちなので注意が必要です。

また、

面積が延床面積なのか?

施工面積なのか?

によっても坪単価は大きく左右されます。

ちなみに

・玄関ポーチ
・ウッドデッキ
・バルコニー
・吹抜け
・中庭
・小屋裏

などといったスペースは、

施工面積に含まれますが、延床面積には含まれません。

ですから、あなたの家の中に取り入れたいと検討されている場合は、

先程述べた項目が多いほど、最初にお伝えされていた価格からは、

どんどん違ってきますので注意が必要ですよ。


それと、柱間の距離(モジュール)が91cmなのか?

又は1mなのか?によっても坪単価は違ってきます。

同じように柱が11本立っていても、91cmモジュールなら9.1mだし、

1mモヂュールならば10mになりますからね。

このモジュールが違っているだけでも家の面積は約7〜8坪ぐらい違ってきます。

坪単価は安くても建物全体では高くなります。


坪単価は工事費用(工事範囲)がどこまで含まれているのか?によっても違ってきます。

付帯工事と言われるもので、

一般的に

・設計費用(図面作成費)
・地盤調査費用(保証費用)
・工事監理費用
・屋外給排水費用
・照明器具費用
・カーテン費用
・浄化槽費用

といった項目がありますが

基本見積に含まれていないことがあります。

仮にこれらの項目が別途とした場合(坪単価に含まれていない場合)は

大よそですが240万円もの費用必要になってくることになります。

仮にあなたの家が30坪だとしたら

これだけでも坪単価が8万円も違ってきますよね。

ですから、

標準工事は、どこまで入っているのかも確認する必要があります。。

また、消費税が内税か外税かにもよって違ってきます。

よく、消費税のことも見逃してしまうことが多いです。
また、外構工事のことも考えておかないでいけません。

どうしても、建物に頭を使ってしまい

外構工事のことまで考えられないかもしれませんが、

車をおくスペースがどろどろの土では使えません。

建物を更に綺麗に見せるのも外構に左右されます。

外構工事の予算確保も必要です。


これらの知識は身につけていただいた上で、

住宅会社さんでお話を聞くようにしていただければ

安さだけでとびついたり、

惑わされることもずいぶんと少なくなるのではないでしょうか。

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